11月9日から11日まで、北海道・函館市で「平和・自由・人権 すべての生命を尊重する社会を 憲法理念の実現をめざす第56回大会」(第56回護憲大会)が開催されました。
9日の開会総会には、全国各地から約2000人が参加しました。藤本泰成大会実行委員長が主催者挨拶を行い、地元北海道実行委員長の江本秀春さんが歓迎の挨拶を、また来賓として地元函館市副市長の谷口諭さん、地元選出衆議院議員逢坂誠二さんが挨拶しました。
また、連帯挨拶として連合副事務局長の山本和代さん、立憲民主党の辻本清美さん、社民党の吉田忠智さんが挨拶しました。
総会のメイン企画として、「日本社会は本当にこれでいいのか?安倍政治の7年間を問う」と題して、清末愛砂さん(室蘭工業大学准教授)、雨宮処凜さん(作家・活動家)、中野麻美さん(弁護士・日本労働弁護団常任幹事)の三人による討論が行われました。
10日は、午前中7つの分科会と2つのフィールドワークが行われました。3日目の11日の閉会総会では、特別提起として、沖縄平和運動センターの大城悟さんから「自衛隊の南西諸島配備などの沖縄の現状」、東京平和運動センターの桐田達也さんから「東日本のオスプレイ配備」、核廃棄物施設誘致に反対する道北連絡協議会の久世薫嗣さんから「幌延深地層研究センターと『核のゴミ』地層処分」、高校無償化からの朝鮮高校排除に反対する長谷川和男さんから「朝鮮学校無償化問題」などの課題が訴えられました。