被爆74周年原水爆禁止世界大会広島大会が8月4日から6日まで、長崎大会が8月7日から9日まで開催されました。
広島大会開会総会には1900人が参加しました。主催者あいさつに立った川野浩一大会実行委員長は、「地球上にはまだ核兵器が1万4千発もある。トランプ米大統領はイランとの核合意やロシアとの中距離核戦略(INF)から離脱を表明し、8月2日にINFは失効した」と、厳しい世界情勢を指摘し、「2017年に国連で採択された核兵器禁止条約に安倍政権は反対している。国内世論も盛り上がっていない。今こそ私たちの運動の真価が問われている」と訴えました。
長崎大会開会総会には1300人が参加しました。開会総会オープニングには、高校生平和大使・高校生1万人署名活動の100人を超えるメンバーがステージに登場し、一年間の活動報告を行い、署名活動のためにつくられた「この声を、この心を」を合唱しました。
その後、「第35回反核平和の火リレー」参加者たちが駆け足でステージに上がり、核兵器廃絶や平和の大切さを訴えて県内を一周したことを報告しました。
両大会とも二日目は分科会やひろば、フィールドワークなどで論議や学習を深め、三日目はまとめ総会を行い全日程を終了しました。